個展1(こばやし雅子先生  当初掲載日2018.02.12 最終更新日2018.02.14

 2017年12月、画家こばやし雅子先生の画業40年を記念して、宮崎山形屋の新館5階の大催場にて絵画展「移りゆく季節に」が開催されました。

 先生は、1978年(昭和53年)に第1回の個展を開催されて以来、今回第109回となる個展を迎えられました。その間、各県の百貨店等での個展、フランス・イギリス・イタリア外遊スケッチ展を開催されたほか、受賞歴としてパリでの「現代エコールドパリ作家展」選抜出展、「二科展」「十美展」連続入選など、数々の輝かしい業績を残しておられます。

 また近年では、ニューユーク2015アートエキスポへの出展、ケンブリッジ大学内での個展開催など、海外からの評価も高まっています。

 そのような先生の絵画展の撮影とネット掲載の許可をいただき、ありがとうございました。2018年は宮崎ブーゲンビリア空港展を予定されているとのことですので、どんな作品と出会えるか、ますます楽しみです。

(1)会場の様子

絵画の撮影およびネット掲載は事前に許可を得ています。

(2)作品を堪能して頂くために

 上の会場の写真は、掛け軸を除いて、ライト・私自身・バックなどがガラスに映り込むのを避けようとして斜めの位置から撮ったり、それでも映り込んでしまったりします。また、下がって撮れない絵画は、広角レンズで撮ることで、不自然に歪んだりします。そのため、個展の雰囲気を伝えることは出来ますが、せっかくの作品を私のサイトで鑑賞していただくには限界があります。

 そこで、「カレンダーからスキャンすればいいですよ」という先生の言葉に甘え、先生が製作されたA4判2018年用カレンダー(1冊千円+消費税)に収められている12枚をスキャンしました。このうち原画が会場に展示されていたのは、3~5月以外の9枚です。

 なお、大きな絵画をどうやってデジタル化されるのかが不思議でした。お尋ねすると、大型のスキャナーを使って、最大16分割してスキャンし、それを合成する、とのこと。想定外の方法でした。

  先生の掛け軸は初めて観たのですが、最近は海外からの注文も多いそうです。額縁に入れた絵画は輸送途中で破損するリスクが高く、輸送保険料も高いので、巻いて送ることができて輸送保険料も安い掛け軸が便利とのことです。

 私は、花と小鳥の絵画(白木蓮とルリビタキ、白木蓮とジョウビタキ、メジロとロウバイ)を観て、「やはり自分は、野鳥を生息環境と一緒に撮りたいのだな」と思いました。

 風景写真は、簡単なようでも、特定の場所に特定の時期に行き、天候に恵まれる必要があるので、人が感動するような風景は、私にはなかなか撮れません。その点、花だけなら、早起きして天候に恵まれる必要はあるものの、県内や近県に出かけて撮ることができます。野鳥撮影は初心者ですので、挑戦中です。

 なお、先生のカレンダーには、次の3種類があります。

A.A4判:上記(2)の1組12枚の絵画。

B.卓上カレンダー:購入したものの、友人にあげたので紹介できません。

C.A3判:2枚1組(1枚にL判より小さめの6枚の絵画)

 最後に、Cのカレンダーから3枚だけ紹介します。上から順に、木蓮、桜、コスモスです。